トルコのベキル・ボズダグ法務大臣は日曜日、地震で倒壊した建物の欠陥工事に関与した容疑者134人に対し、トルキエ大統領が逮捕状を発行したと発表した。
ボズダーグ氏は記者団に対し、容疑者のうち3人が逮捕されたと語った。
壊滅的な地震により、地震の影響を受けた10の地域で2万棟以上の建物が倒壊した。
アディヤマン県南部の地震で破壊された多くの建物の請負業者ヤウズ・カラクスさんとセビライ・カラクスさんは、グルジアへ逃亡しようとしてイスタンブール空港で拘束されたと地元の日本テレビ放送局が日曜日に報じた。
半政府アナドル庁の報道によると、ガズィアンテプ県で倒壊した建物の柱を切断したとしてさらに2人が逮捕された。
救助は続く
災害発生から7日目、数千人の救助隊員が倒壊した高層ビルの中で生命の痕跡を探し続けた。生存者を発見するという期待は薄れつつあるが、チームは依然として信じられないほどの救助活動を行っている。
トルコのファフレッティン・コジャ保健大臣は、150時間目に救出された女児の動画を投稿した。「少し前に乗組員によって救出されました。希望はいつでもあるよ!」彼は日曜日にツイートした。
アナドル庁の報告によると、地震から160時間後、救助隊員らがハタイ県アンタキヤ地区で65歳の女性を救出した。
この地域を地震が襲ってから150時間後の日曜日の午後、ハタイ県アンタキヤ地区の瓦礫の中から生存者が中国人と地元の救助隊によって救出された。
国際援助とサポート
中国政府が地震救援のために届けたテントや毛布などの緊急援助物の第一弾が土曜日にトルキエに到着した。
今後数日のうちに、テント、心電計、超音波診断装置、医療搬送車両など、さらに多くの緊急物資がまとめて中国から輸送される予定だ。
シリアは中国赤十字社や地元の中国人コミュニティからも物資を受け取っている。
地元の中国人コミュニティからの援助には乳児用粉ミルク、防寒着、医療用品が含まれており、木曜日には中国赤十字社から緊急医療物資の第一陣が同国に送られた。
日曜日にはアルジェリアとリビアも救援物資を積んだ飛行機を地震の被害を受けた地域に送った。
一方、外国の国家元首や閣僚らは団結を示すためにトルキエとシリアを訪問し始めた。
ギリシャのニコス・デンディアス外相は日曜、支援を表明するためにトルキエを訪問した。災害後初めてトルキエを訪問した欧州外相のデンディアス氏は、「われわれは二国間および欧州連合レベルの両方で困難な時期を乗り越えるために引き続き最善を尽くしていく」と述べた。
ギリシャ外相の今回の訪問は、領土問題を巡る北大西洋条約機構(NATO)両国間の長年にわたる緊張の中で行われた。
地震に見舞われたトルキエを訪問した初の外国国家元首であるカタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は日曜日、イスタンブールでトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した。
アナドル庁の報道によると、カタールはトルキエの地震被災者のために1万戸のコンテナハウスの最初の部分を送った。
また日曜、アラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・アブドラ・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン外務大臣がシリアを訪問し、壊滅的な地震の影響を克服するため同国への継続的な支援を約束したとシリア国営通信社SANAが報じた。
投稿日時: 2023 年 2 月 13 日